お酒造りのインターンに二つ参加して、二つとも落ちた話をする

どうも、たいしょうです。

大学生の皆さんはインターンに参加されましたか?

ぼくはですね( ^ω^)・・・

お酒造りのインターンに二つ参加しました・・・二つとも落ちましたが( ´∀` )

今回は、その時の記憶を頼りに記事を書いていこうと思います。参加するに至った経緯からインターン中のこと、なぜ不採用になったのかなど、自分なりに考えてみました。お酒造りに興味がある人は参考になるかもしれません。

お酒造りのインターンに参加しようと思った経緯

単純に、お酒造りってカッコよくね?って思ってました。なぜかは分かりませんが。

こういう写真で、なんか惹かれるものがありません?

名前が違えば当然味も違うし、作られた蔵も違う、また同じ蔵の同じお酒でも仕込み具合によって味や香りが違ってきます。要するに、ロマンがある!

お酒自体が好きなのも勿論ありますが、ぼくが惹かれたのはお酒造りという職業のほうです。各蔵の蔵人さんたちが必死に作ったお酒が、こうして逞しく並んでいるのを見ると、日本で昔から受け継がれてきたものを感じることができるというか、素敵だなというか、とにかくカッコイイって思ったんです。それで、インターンに参加したいと思って参加しました。経緯はだいたいこんな感じ。

インターン参加にあたって

お酒造りのインターンは、一週間程度のところが多いです。というのも、お酒造りは、頭も使いますが、想像以上に体力仕事のため、適性を見極めるのに時間が掛かります。インターンが一週間。ということは、一週間ほどそこに住み込みになります。

大学生が気になるのは、寮費、交通費、実習費などですよね。ぼくが受けた二社の、会社側が負担してくれた費用を表にまとめました。

寮費交通費実習費
A社〇(寮)××
B社〇(ホテル)
会社負担費用

と、こんな感じ。内定貰えるかどうかは別として、費用もろもろを負担してくれるのはありがたいですよね。インターンの費用を出してくれるかどうかは、就職サイトで確認する必要があります。(個人的に交通費の負担だけでもありがたい!)ただ、費用を出してくれないところでも、割り切ってインターンは受けに行きましょう!

繰り返しますが、ぼくは落ちました( ´∀` )

インターン実施中

さすがに、何の知識もないまま参加するのも失礼だと思いまして、ある程度は予習をしてインターンに参加しました。(野球ならタッチアップ、サッカーならオフサイドが分かるくらいのレベルかな)

インターン初日は、決まって朝礼での自己紹介!(緊張しました)

がんばります!よろしくお願いします!

これを終えると、社員の方に連れられ、会社の各フロアの説明と、インターンの説明がありました。

そして、実際に教えてもらいながら、仕事をしてみる・・・・

めちゃくちゃ大変( ´∀` )

手はマメだらけ、全身の筋肉痛!

(お酒造りの細かい工程は、別の記事で書きます。)

事前にお酒造りを調べて、体力を使うものだという認識はしておりましたが、その業務はぼくの想像を超えてきました。

麹造り、酒母づくり、櫂入れなど、作業自体は単純でも、仕込む量が多いと混ぜるだけでも大変でした。また、お酒造りは、温度の管理が大事で、麹造りは30℃以上の部屋で作業、逆に上槽(絞る作業)は、数℃の部屋での作業になります。暑い、寒いのは当たり前で、その中で集中力を持って作業をする必要があります。

蔵人さんは、慣れているとはいえ、黙々と作業をされていて、やっぱりカッコイイと思いました。蔵人の中には、女性の方もいらっしゃいましたが、男のぼくより重いものを運んでいるし、重いものを混ぜているし・・・

すごい!と同時に、負けてられない・・・と思って作業をしておりました。

お酒造りに興味がある!程度の気持ちじゃ務まらない気がいたしました。

おそらく、心の底から日本酒が好きで携わりたい!という情熱を持っていなければ・・・

その他、インターン中は、分からないことを聞いたり、昼食を社員の方と一緒に食べたりしました。

インターン中はだいたいこんな感じ。想像以上にハードだということだけもう一度お伝えしておきます。ただ、めちゃくちゃ勉強になりますし、リアルに学べることはとてもありがたかったです。インターンはキツかったですが、最終的には満足感の方が大きかったです。

インターン後

インターンを終えて、企業の方にお礼をして結果を待っていました。(インターン後にレポート提出を求められる企業がありました)ぼくの中では、インターンの手ごたえは悪くありませんでした・・・

結果、二社とも不採用!

うん、なんで?ってなりました。

自分の中ではうまくいった!と思っていたので、結構ショックでした(-_-;)

世の中うまくいかない( ´∀` )

そしてそして、なんとなく自分には向いていないような気がして日本酒業界に行くのは辞めました。(これは直観です)

なぜ落ちたのか、その理由を自分なりに考えてみました。

なぜ不採用になったのか

一番真っ先に思い浮かぶのは、熱意です。

自分の中では熱意を持っていたつもりでしたが、それをいざ仕事にすると考えた時、自分の中で、どこか拒否していたような気がします。うまく言えませんが、本当に心の底から日本酒造りをしたいか?と問われたとき、素直に はい!といえる自信がありませんでした。

日本酒業界は人手不足が進んでいます。企業側は新卒を雇っても、すぐ辞められてしまってはたまりません。そのため、熱意のある人、将来そこで長く働くビジョンが見える人を採用したかったのだと思います。ぼくからはそれが感じ取れなかったのだと思います。と理由はこんな感じ。

人事の方はよく見抜いていおられる(-_-;)

最後に

日本酒造りがしたい!日本酒業界で働きたい!

こういう方に最も大切なのは熱意です。

長くそこで働き、いずれは蔵のリーダーである杜氏になるくらいの勢いがなければなりません。たしかに、製造工程もめちゃくちゃ重労働です。仕込みには頭も使います。でも、それはいずれ慣れます。熱意だけは、入ってから磨かれていくものではありません。

入社時の熱意がその蔵のお酒の味を決めていると感じました。熱意のある方はぜひ日本酒業界を志望してみてください!きっと喜んでもらえます。(熱意があれば)

以上、二社落ちた話でした。

それではまた!

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